《コレサワ LIVE TOUR 2025 あたしを選んだ君と行くツアー》ライブレポートが到着!
シンガーソングライターのコレサワが、4thアルバム『あたしを選んだ君とあたしを選ばなかった君へ』を引っ提げた全国ツアー《コレサワ LIVE TOUR 2025 あたしを選んだ君と行くツアー》を開催。2025年8月3日(日)東京・昭和女子大学人見記念講堂にてツアーファイナルを迎えた。“あたきみツアー”の愛称で親しまれている今回のツアーは、自身最大の動員となる18公演を実施。全公演でソールドアウトを果たした。
定刻になるとオープニングSEが流れ、バンドメンバーのひぐちけい(Gt)、U(Dr)、なかむらしょーこ(Ba)、北村真奈美(Key)に続き、コレサワが登場。コレンズ(コレサワのファンの通称)による黄色い歓声が会場中にこだました。1曲目は最新アルバム収録の「かわいいもん」を振り付けと共に愛嬌たっぷりに披露し、観客はさらに熱狂していく。
「あたきみツアー、ファイナル東京へようこそ!」とコレサワが満面の笑顔でファンを出迎えると、オリジナルキャラクター“れ子ちゃん”の顔が描かれたお立ち台に上りフロアを煽った「SPARK!!」や、合唱が起きたライブ定番曲「あたしを彼女にしたいなら」を立て続けに演奏。その勢いを加速していく。また、コール&レスポンスを交えて盛り上がった「にゃんにゃんにゃん」では、コレサワが白い猫耳をつけて愛らしく振る舞い観客を魅了した。

改めて「今日は一日、楽しみましょー!」と挨拶したのち、観客のクラップと温かなバンドサウンドが融和した「ぷんぷん」、爽快なアッパーチューン「デートの前の夜に」といった恋する女子の心情をキュートに描いた楽曲を披露。コール&レスポンスも行い、会場の心をひとつにする。日替わり曲のコーナーでは、メジャーデビュー前の2015年に発表した2nd EP『女子、ジョーキョー。』収録曲で、上京する際の決意を綴った「トーキョー」を演奏。ひぐちのギターとなかむらのベースソロの掛け合いに加え、コレサワが力強くアコースティックギターをかき鳴らし、熱いパフォーマンスを繰り広げた。

コレサワは「あたしを選んだ君と行くツアー、ファイナルという特別な日に遊びに来てくれてありがとうございます!」と感謝の気持ちを伝え「みんながライブにオシャレして来てくれたり、髪型をちょっと私に寄せたり、グッズをつけてくれたりしてるの見えてます!」とフロアを見渡した。加えて、本公演は最新作を聴き込んでいる人もこれから聴く人も楽しめるようにセットリストを考えたと明かす。「次の曲はアルバムからやるんですが、ペンライトを持ってる人はピンク色にできますか? ほっぺが“ぽっ”とピンクになるような、幸せなこととか楽しいことがみんなに訪れたらいいなっていう想いで作りました」と述べ「ほっぺた」を届ける。北村が奏でるアコーディオンやUの雄大なドラムの音色などドラマティックなサウンドに乗せて、コレサワの甘くセンチメンタルな歌声が響き渡った。そして、2022年の配信ミニアルバム『サマラブ』収録曲の「きっと夏」をエモーショナルに演奏。〈ナチュラルにブルー〉という歌詞に合わせて観客がペンライトを青色に変え、楽曲の切なさを引き立てた。
「みんな、一緒に歌ってね!」とコレサワが促すと、超ときめき♡宣伝部に提供した楽曲のセルフカバー「最上級にかわいいの!」へ。合唱や合いの手も相まって、フロアの熱気は再び上昇する。曲終わりにポーズを決めたコレサワがステージからはけると同時に、バンドメンバーによるセッションがスタート。4人の巧みなプレイにフロアが大いに沸き、その後間髪を入れずに荘厳なパイプオルガンと鐘の音が鳴ると、ステージ袖からコレサワが登場。ドレス姿にベールをかけ、ブーケを手にしたその出で立ちに会場がどよめく中、コレサワはバージンロードを踏みしめるようにステージを闊歩する。中央にたどり着くと、ウエディングソング「お嫁さんになるの」を優しく力強く歌い上げた。歌唱後は客席に向けてブーケトスをし、愛する人と一生を添い遂げる未来について描いた楽曲「君がおじいちゃんあたしがおばあちゃん」を歌い、会場は幸福感で満たされた。

また、振り付けやクラップで一体感をもたらした「浮気したらあかんで」、圧倒的な演奏の熱量とエネルギッシュな歌で魅せた「元彼女のみなさまへ」といったアルバム収録の人気曲を次々に披露し、会場はヒートアップ。「元彼女のみなさまへ」のラストでは、アコースティックギターのヘッド裏に仕込んだクラッカーを鳴らすというユーモア溢れる演出に、笑いが起きる一幕もあった。
ここでコレサワは「夏といえば、何が楽しみですか?」とファンに問いかける。客席から“祭り”という回答が出ると祭囃子が流れだし、お祭りに関するトークに。「なんかお祭りの話をしてたら、うちの地元・大阪のお祭りが恋しくなってきたなぁ。あー、いつも食べてた屋台のあれ、食べたいな~!」と切望し、2ndアルバム『コレでしょ』に収録されている「東京コロッケ」へ。バンドメンバーはねじり鉢巻きに法被を身に着け、のぼりを持ってコロッケの被り物をした屋台のお兄さんも登場。屋台のお兄さんからコロッケ串を受け取ったコレサワは、フロアに降りて歌い始める。コレンズと交流したり、コロッケ風のオレンジ色のサイン入りボールを客席に投げたりとファンサービスも実施した。

初期からの人気曲「SSW」を皮切りに、ライブは終盤に突入。コレサワの歌と共にOiコールが響き、会場はこの日一番の盛り上がりを見せる。さらに「みんな、今日はコレサワを選んでくれてありがとー!」と感謝すると、疾走感あふれるアルバム表題曲「あたしを選ばなかった君へ」で畳みかけていく。コレンズの背中を押すようなパワフルな歌声とバンドサウンドが、会場にポジティブなエネルギーをもたらし、演奏後は大きな歓声と拍手で沸いた。
「このセトリも一旦今日で終わりなんやと思うと、寂しい気持ちもあるんですけど、今日はいつも以上にみんなと楽しい一日にしたいと思ってて。次の曲は、コレンズと歌いたくて作った曲です」と、来場者に配られたリーフレット“ひまつぶ誌”に歌詞が記載されていることをアナウンスする。「友達とはファミレスで会えるけど、私がコレンズと会える場所はライブしかなくて。こうやってライブで会える日を何度も何度も作っていきたいし、これからも一緒にいてねっていう曲です。みんな、これからも一緒に楽しい時間を過ごしてくれますか? それじゃあ、みんなで一緒にファミレスに行こー!」と楽曲に込めた想いを語り、金とピンクゴールドのテープが舞う中、「ファミレスへGo!」をコレンズと大合唱。ライブはクライマックスを迎えた。

ラストナンバーは「みんな、人生楽しんでますか? 死ぬまでに好きな人と好きなことをたくさんしてください」とコレサワが語り掛けた「♡人生♡」。観客は手をハートにしたり、ありったけの声で歌ったりと思い思いに楽しみ、会場は温かなムードに包まれる。最後にコレサワは「次のワンマンは武道館だね! とっておきの演出を用意しているので、楽しみにしてください。また会いましょ~!」と述べ、ステージをあとにした。

最新アルバム収録曲を軸にしつつ懐かしのナンバーも交えた全19曲を、アンコールなしで駆け抜けた本公演。観客参加型の演出もいつにも増して盛り込まれていて、そこにはコレンズと一緒にライブを作り上げ、アルバムの楽曲を育てていきたいというコレサワの想いが感じられた。なお、9月16日(火)には日本武道館ワンマン、10~11月にはツアーの追加公演10公演も控えているが、いずれもチケットは完売(※武道館公演はステージプランの調整に伴い追加チケットが販売中)。自身初の武道館公演に向けて弾みをつけ、ファンの期待を高める一夜となった。
文:神保未来
撮影:小坂茂雄
【セットリスト】
セットリストプレイリスト:https://lnk.to/atakimitour
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