シンガーソングライターUruの新曲「フィラメント」が4月4日公開の映画『おいしくて泣くとき』の主題歌に決定、公開同日の4月4日にデジタルシングルとしてリリースされる事が発表された。

映画『おいしくて泣くとき』は、人気作家・森沢明夫による、“人を純粋に想う優しさ”をまっすぐに描き、多くの読者の心を震わせた小説「おいしくて泣くとき」が原作で、森沢氏の著書を映画化した『大事なことほど小声でささやく』でも監督を務めた横尾初喜が今作でもメガホンを取る。
主人公・心也を演じるのは、国内外に多くのファンを抱える「なにわ男子」のメンバーである、長尾謙杜。俳優としても躍進する長尾が本作で初の劇場映画主演を務める。ヒロイン・夕花を演じるのは、アニメ映画『かがみの孤城』で主人公の声を務め、「カルピスウォーター」14代目CMイメージキャラクターに抜擢されるなど活躍目覚ましい、當真あみ。フレッシュかつ強烈に“今”を感じさせる注目の若手俳優2人が、一生に一度の切ないラブストーリーを紡いでいく。

デビュー曲「星の中の君」が主題歌となった映画『夏美のホタル』以来、森沢明夫作品で2度目の主題歌を務めることとなる。

楽曲「フィラメント」は、この映画のために描き下ろした楽曲でUruが作詞・作曲を手掛け、KOHDが編曲を担当している。
楽曲に込めた思いについてUruは、“この作品の登場人物全員に凛とした強さと太い芯のようなものを感じ、それをそのまま曲にしました。苦しみや悲しみの中で途絶えそうになっても、小さな明かりだけはずっと灯していたいなと思いながらこの「フィラメント」を歌いました。人の温かさや、誰かを想う事で強くいられること、夢や希望を持ち続ける強さや勇気を感じることのできるこの作品と共に、この曲がみなさんの心に響いてくれたら嬉しいです。”とコメントしている。映画の公式サイトでは、楽曲について横尾監督、原作の森沢明夫、そして主演の長尾謙杜もコメントを寄せており、あわせてチェックして欲しい。

Uruは、昨年2月にTVアニメ「薬屋のひとりごと」オープニングテーマのシングル「アンビバレント」をリリース、5月には日本赤十字社新CMソングを新曲「夜が明けるまで」で務めており、「アンビバレント」以来、約1年2か月ぶりの楽曲リリースとなる。

本日「フィラメント」の一部が使用された映画『おいしくて泣くとき』の本予告も公開され、映画の物語とともに流れる楽曲が涙を誘う映像に仕上がっており、本編での相乗効果に注目が集まりそうだ。

【シングル情報】

New Digital Single「フィラメント」
2025.4.4 Release
配信予約URL:https://smar.lnk.to/dI1W1Z

[Film info.

映画『おいしくて泣くとき』
2025年4月4日全国公開
出演:長尾謙杜 當真あみ
原作:森沢明夫「おいしくて泣くとき」(角川春樹事務所刊)
監督:横尾初喜 脚本:いとう菜のは 音楽:上田壮一
主題歌:Uru「フィラメント」(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)

◆映画『おいしくて泣くとき』本予告

©2025映画「おいしくて泣くとき」製作委員会

◆『おいしくて泣くとき』公式サイト
https://movies.shochiku.co.jp/oishikute-nakutoki/

◆監督 横尾初喜コメント

Uruさんの優しくも芯のある歌声が、心也と夕花の心の中を映し出してくれているようで初めて聞かせていただいた時、心震えました。
書き下ろしていただき本当にありがとうございます。
映画とともに、この歌がたくさんの方々の心に届くことを願っています。

◆原作者 森沢明夫コメント

初めて『フィラメント』を聴いたとき、切なくも優しい心也と夕花の心情が胸に沁みてきて、思わずウルっとしてしまいました。心に傷を負いつつも必死に未来を見詰める人たちの救いとなる「応援歌」にも聴こえます。

◆Uruコメント

起きていることは辛く苦しい事なのだけれど、この作品の登場人物全員に凛とした強さと太い芯のようなものを感じ、それをそのまま曲にしました。
10年という言葉が歌詞に出てきますが、私もこれまでの10年を振り返る事ができましたし、これからの10年の中で、心也や夕花のように変わらず自分らしさと小さな夢を燃やし続けていこうと思えた作品です。
苦しみや悲しみの中で途絶えそうになっても、小さな明かりだけはずっと灯していたいなと思いながらこの「フィラメント」を歌いました。
人の温かさや、誰かを想う事で強くいられること、夢や希望を持ち続ける強さや勇気を感じることのできるこの作品と共に、この曲がみなさんの心に響いてくれたら嬉しいです。

主題歌を歌わせていただき、ありがとうございました。