The NEOWN editorial staff introduces new films that you should "see now".
We have selected four films, ranging from the most talked-about to the most noteworthy that we are interested in.

監督:児山隆
原作:波木銅『万事快調〈オール・グリーンズ〉』(文春文庫)
出演:南沙良、出口夏希、吉田美月喜、羽村仁成、金子大地、黒崎煌代 ほか

配給:カルチュア・パブリッシャーズ

©2026「万事快調」製作委員会

Official site:https://www.culture-pub.jp/allgreens/

■STORY
ラッパーを夢見る朴秀美と、社交的だが家庭に問題を抱える矢口美流紅、漫画に詳しい毒舌の岩隈真子。3人の高校生は、未来の見えない町で“禁断の課外活動”を始め、運命が交錯していく。一攫千金を狙って、屋上から始まる型破りな青春ドラマ。

どこかで未来に期待しながらも、まずは目の前のことをどう乗り越えていくか――。そんな切実さが、3人の日々の選択として積み重なっていく。爽快なリズムとともに、映画だからこそ描ける内容や時間が、ヘビーでありながら軽快に響いてくる。

監督:ノラ・フィングシャイト
原作:エイミー・リプトロット
出演:シアーシャ・ローナン、パーパ・エッシードゥ、ナビル・エルーアハビ、イーズカ・ホイル、ローレン・ライル、サスキア・リーヴェス、スティーブン・ディレイン ほか

配給:東映ビデオ

© 2024 The Outrun Film Ltd., WeydemannBros. Film GmbH, British Broadcasting Corporation and StudioCanal Film GmbH. All Rights Reserved.

Official site:https://www.outrun2026.com/

■STORY
ロンドンで生物学を学んでいた29歳のロナは、10年ぶりに故郷オークニー諸島へ帰郷する。酒に逃げた過去と向き合い、しらふで生き直そうとするが、恋人との傷や記憶が彼女を揺さぶる。厳しい自然の中で“わたし”を取り戻す再生の物語。

壊れては向き合い、またやり直す。その反復のなかで、自分の輪郭を少しずつ取り戻していく時間の重み。どんな色もどんな変化も、ゆっくりと自分に馴染ませながら、ロナとして静かに体現していくシアーシャ・ローナンの佇まいが、強く印象に残る。

監督:インディア・ドナルドソン
出演:リリー・コリアス、ジェームズ・レグロス、ダニー・マッカーシー ほか

配給:スターキャットアルバトロス・フィルム

©2024 Hey Bear LLC.

Official site:https://cinema.starcat.co.jp/goodone/

■STORY
17歳の少女サムは父クリスとその旧友マットと共にキャッツキル山地で3日間のキャンプへ。二人の“大人の不完全さ”を目の当たりにするなかで、サムはこれまで信じていた関係に、少しずつ揺らぎを覚えていく。

「どこかで感じたことがある」と胸に刺さる瞬間があった。少女サムを演じたリリー・コリアスが見せる細かな表情と、それを捉えるインディア・ドナルドソン監督の視点の豊かさ。無邪気を装った無神経な大人たちを、静かなまなざしと凛とした態度で捉えていく、繊細さと強さを同時に更新する、新世代の映画。

監督:吉田浩太
原作:柚木麻子『終点のあの子』(文春文庫)
出演:當真あみ、中島セナ、平澤宏々路、南琴奈、新原泰佑、小西桜子、野村麻純 ほか

配給:グラスゴー15

©2026『終点のあの子』製作委員会

Official site:https://endof-theline.com/

■STORY
私立女子高の入学式。内部進学生の希代子と奈津子は、青い服の外部生・朱里と出会う。海外育ちで有名写真家の父を持つ朱里に希代子は強く惹かれ、親密さを深めていくが、彼女の日記を見つけたことで関係が揺らぎ始める。思春期の心の機微を描いた青春群像劇。

原作を読んだときに感じた、苦みと尊さが混ざり合ったようなヒリヒリとしたもの。その感覚が隅々まで行き渡り、じわじわと広がっていく。當真あみが演じる希代子の揺らぎと、中島セナが体現する朱里の居心地の悪さが、映画にたゆたう空気と混ざり合い、この時期特有の、忘れがたい余韻を残す。

1月公開のおすすめ映画を4作品ご紹介しました。
Next month, we will continue to bring you inspiring and interesting films. Please look forward to it!

text: yabesaya