Ayumu Imazu unleashed her unlimited talent and captivated 5,000 people at the International Forum - Live Report - Live Report
Ayumu Imazuのワンマンライブ「Ayumu Imazu LIVE 2025 – unbounded -」が11月24日、東京国際フォーラム ホールAで開催された。メジャーデビューから約4年。自身にとって最大キャパとなる会場は、期待に胸膨らませた約5,000人のファンたちで埋め尽くされていた。

18時。客電が落ちると、ステージ上のスクリーンには、イスに座り、首元のネクタイを緩めるAyumuの姿が映し出される。そこから都会の街を歩き始めた彼は、今年5月に開催されたライブ「Ayumu Imazu LIVE 2025 “ERA – FINAL -”」の会場であった日比谷公園大音楽堂から、この日の舞台である国際フォーラムへと向かっていく。その足取りは、アーティストとして着実にレベルアップを重ね、ライブのスケールを大きくしてきたストーリーを感じさせる力強さに満ち溢れていた。そして、スクリーンに浮かび上がった「WELCOME UNBOUNDED」の文字を合図にライブはスタートした。

まずステージに登場したのは22人のダンサーたち。その人数と、迫力に満ちたパフォーマンスに圧倒されていると、次第に人数が減っていき、Ayumuのライブではおなじみとなるダンサーズチーム「AI’M Creative」の6人が残る。そして、耳をつんざく特効の音と共にステージ2階部分にポップアップでAyumuが登場。割れんばかりの歓声に包まれる中、流れ出すブラスのイントロ。1曲目は「Tangerine」だ。「国際フォーラム、盛り上がってますか! 最高の1日にしましょう。Let’s Go!」とひと声投げかけ、めくるめくAyumuの世界へと誘っていく。広大なステージをものともせず、会場全体を楽しくロックしていくボーカル&ダンス。客席を隅々まで眺めながら笑顔を浮かべるAyumu自身も本当に楽しそうだ。続く「ACCHI KOCCHI」ではオーディエンスもクラップで参加、サビでは全員が大きく飛び跳ねることで文字通り会場を大きく揺らしていく。
短いMCを挟み、続いて披露されたのは「PARADISE」。曲中では「Yeah Yeah」のコールが客席から溢れ、楽曲に色を添えていく。ゆったりとしたパートを織り交ぜる緩急のつけられた構成でフロアの熱量を心地よく、確実に上昇させていく。

「もう暑いよ、3曲目なのにまだ(笑)。(ライブタイトルの)“UNBOUNDED”には“無限”とか“開放される”とか“新しい自分に生まれ変わる”みたいな意味があって。明日からもっと頑張ろうとか、もうちょっと上を向いて歩いて行こうとか、そんな気持ちをね、ライブを通して届けられたらアーティストとしては素晴らしいんじゃないかなと思っています。今日はみなさんに勇気と元気を与えにきました! なので全力で受け取ってください」
この日のライブに込めた思いを真っ直ぐに伝えた後は、ダンサーとの息の合ったダンスで沸かせた「HONEYCOMB」と、サビでの振り付けを会場全体で楽しんだ「Obsessed」を連続で。ダンサー陣がステージから去り、次のパートではAyumu1人でのパフォーマンスを。「次の曲ではNYを感じてください」という一言を経て届けられた「THRIFTED」では、NYの街並みの映像演出を盛り込むことで楽曲への没入度をグッと高める。「薔薇色の夜」ではAyumuの導きで大きなシンガロングが巻き起こる。冒頭をアカペラで届けた「Lover」では、胸を打つボーカリゼーションでドラマチックなムードを紡ぎ出した。

AI’M Creativeによるダンスブレイクを経て、テーラードジャケットを纏ったAyumuを含む7人で披露されたのは「Butterfly」。そこで見せたマイケル・ジャクソンを彷彿とさせるアグレッシブかつスキルフルなダンスが、オーディエンスの目をくぎ付けにする。高次元のダンスとボーカルを両立させているAyumuの凄まじい才能をあらためて実感した瞬間だ。

次のパートでは、キーボーディスト・工藤寛丈を迎え入れてのアコースティックセッションを。出だしのスキャットで大合唱を生み出し、ピアノと歌だけで心地よいグルーブを表現し尽くした「Lonely Boy」。イスに座り、感情たっぷりのボーカルを聴き手の胸に染みわたらせた「Sunshower」。そして、最新楽曲「あなたといたい」ではAyumuだけがステージに立ち、自らエレキギターを弾きながら、氾濫する情報に惑わされることなく大切な人だけを思う強い気持ちを高らかに響かせた。
再びAI’M Creativeによるダンスブレイクを挟み、ライブは怒涛の後半戦になだれ込んでいく。ステージ上に現れた巨大なミラーボールが光の粒を降り注ぐ中で歌われた「ATARI」をきっかけに、「BANDAGE」、初披露となった「Unpredictable」、「Don’t Mind Me」、「LIVE IT UP!」と気持ちをグイグイと無尽蔵に高めていくハイテンションのナンバーが続く。揺れる国際フォーラムには、笑顔のオーディエンスが繰り出す楽し気なクラップが鳴り響き続けている。会場を半分にわけ、「Hey Ho!」のコール&レスポンスで一体感をさらに強固なものとした「Light Up」まで駆け抜けた後、Ayumuがゆっくりと語り出す。

「今回、SNSでオーディションを開催しまして。その名も“Superstar Dancers”。この企画をやろうと思ったきっかけは、僕も6歳からずっとダンスをやってるんですけど、キッズとしてバックダンサーという仕事をもらって、そこでいろんな経験を積んだことで今の自分があるんですよ。だからいつか絶対、恩返しじゃないけど、自分もそういう立場になったらダンスコミュニティに貢献したいなという気持ちがずっとあって。やっとこうやって人数の多いダンサーを集められるステージまで昇りつめれたので、今回はこういう企画を考えました」

自らの経験を大切に抱え、次の世代にも光を当てんとするAyumuの真摯な思い。それを受け取りオーディションを勝ち上がった16人の“Superstar Dancers”と、AI’M Creativeの6人、そこにAyumu Imazuを加えた総勢23人によってパフォーマンスされたのは、もちろん「Superstar」。ステージに立つすべてのダンサーから放たれるダンスへの愛情が、その中心にいるAyumuを軸に渦巻き、融合していく。各ダンサーの見せ場もしっかりと用意され、曲のラストにはこの崇高な時間を称えるように2発の金銀のテープが時間差で舞った。まさに観る者の心の琴線を震わせる圧倒的な感動が、そこにはあった。
目に見えるほどの興奮で会場が包まれる中、ラストナンバーとしてドロップされたのは、この日がライブ初披露となった「HOWL」。SNSで大きくバイラルしている状況を証明するように、会場はこの日最大の盛り上がりを見せ、ライブ本編は幕を閉じた。

アンコールの声に呼び込まれる形で、本日2度目のポップアップでステージに登場したAyumuは、「Where Do We Go!」で再び大きな盛り上がりへと誘う。サビではタオルをブン回し、爽快な風を巻き起こす。「もうちょっとひとつになろう」という言葉をきっかけに、オーディエンスは隣同士で肩を組み、ヘッドバンギングでフロアに波を巻き起こす。正真正銘のラストナンバーとなる「Colors」のイントロが流れ出すと、Ayumuは「自分のキャリアを考えると、もっと次のステージに行かないといけないなってすごく実感してます。今までの感謝を噛みしめてこれから進んでいくので、引き続き応援よろしくお願いします」と未来に向けた新たな決意を吐露。全身全霊のパフォーマンスを叩きつけ、約2時間の濃密なライブはエンディングを迎えた。

なお、Ayumu Imazuが今年5月に日比谷公園大音楽堂で開催した初の野外ワンマンライブを収録したLIVE Blu-ray「Ayumu Imazu LIVE 2025 “ERA – FINAL -”」がリリースされる。ライブ本編はもちろん、貴重なMCやアンコール映像も完全収録、LPサイズジャケット仕様となる本作は、期間限定受注生産商品として販売される。受注期間は11月30日(日)23:59まで。止まることなく走り続けるAyumuが刻んだ、マイルストーンとしての重要な意味を持つライブをぜひ映像で堪能して欲しい。
また、「Ayumu Imazu LIVE 2025 – unbounded -」の会場で完売が続出したライブグッズも本日より事後通販として受付が開始。12月21日(日)23:59までの受付となっているので詳しくは併せてオフィシャルグッズストア(https://official-goods-store.jp/imazuayumu/)をチェックしてみよう。
文:もりひでゆき
写真:Taku Fujii
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