6月5日(水)に3rd EP「POP DELIVERY」をリリースした水曜日のカンパネラが、EPのリリースを記念して、池袋サンシャインシティでイベントを開催した。
水曜日のカンパネラは、2代目歌唱担当の詩羽になり、初の日本武道館公演を今年3月に開催し大成功におさめたばかり。今回のEPのタイトル「POP DELIVERY」は、水曜日のカンパネラのPOPを届ける、詩羽が可愛いと思うPOPなものを届ける、という意味が込められており、お客さんとの至近距離でパフォーマンスができるこの場所で、そしてファンの方々とも触れ合えるサイン会も企画した。

横山マサト

ライブの1曲目は、EPにも収録されており、NY・トライベッカ映画祭のミュージック・ビデオ部門で、日本作品で初めて出品された、昨年10月にデジタルリリースした「聖徳太子」からスタート。
「聖徳太子」のミュージック・ビデオにも、詩羽に扮したダンサー達が登場しているが、今回も4名のダンサーを迎え、ステージに華を添える。
一度に多くの声を聞き分けられたと言われる聖徳太子だが、そんな聖徳太子がお悩み相談室を開いたら?という架空のストーリで繰り広げられる、ケンモチヒデフミのユーモア溢れる歌詞に注目して欲しい楽曲だ。
そして、1st EP「ネオン」に収録されている「バッキンガム」へと続く。ファンの間ではお決まりの合いの手もこだまして、フロアはどんどん温まっていく。

「あの〜、いつもライブやっている環境と全く違くて(笑)。このお客さんとのゼロ距離、やばくないですか?」と笑いを誘った。

続いて、約20名のダンサーを迎えて「たまものまえ」を披露。
Amazon Originalドラマ「僕の愛しい妖怪ガールフレンド」の主題歌としても記憶に新しい楽曲だ。キツネの指をして踊る「コンココンダンス」では、集まったファンが一体となって楽しんだ。

横山マサト

そして、本日のメインの演出といっても過言ではない、新曲「赤猫」を披露。「赤猫」はTBS系TVアニメ「ラーメン赤猫」の主題歌となっているが、なんと「ラーメン赤猫」のキャラクター“文蔵さん”が登場!!
大きな歓声と手拍子が響き渡った。
“文蔵さん”と詩羽のコラボレーションはPOPそのもので、一番の盛り上がりを見せた。

横山マサト

今回のEPにも収録され、水曜日のカンパネラの夏ソングでもある「マーメイド」では、タオルを振り回してくれるファンの姿もあり、手を上げて盛り上がる。
代表曲となった「エジソン」も披露。サビの「♪踊るエジソン、自尊心」のでは、お決まりの振り付けを一緒にやってくれる子ども達の姿が多く見られた。

最後は、「招き猫」を披露し、いつもの「招き猫バルーン」が登場。
全7曲を披露し、約30分のライブを終えようとすると、再び「ラーメン赤猫」のキャラクター“文蔵さん”が登場!!
“文蔵さん”と“招き猫”に挟まれた詩羽。可愛らしいステージ演出で、たくさんの拍手に包まれてイベントは終了。
その後は多くのファンの方々とサイン会で触れ合い、温かい空気に包まれたイベントであった。3rd EPの 「POP DELIVERY」は、全8曲のケンモチヒデフミによる極上のPOPが収録されている。
8曲全てが聴き応えある楽曲なので、是非、楽しんでいただきたい。なお、TVアニメ「ラーメン赤猫」は7月4日(木)よりTBS系で放送開始する。

北海道•Zepp Sapporoを皮切りに、7月3日(水)より「POP DELIVERY」を引っ提げたツアーがスタートする。こちらもチケット発売中なのでチェックを!