TOMORROW X TOGETHERが3回目のワールドツアーのアメリカ公演を盛況のうちに終えた。

TOMORROW X TOGETHER先月14日(以下現地時間)、タコマを皮切りに18日オークランド、21~22日ロサンゼルス、26日ヒューストン、29日アトランタ、6月1~2日ニューヨーク、5~6日ローズモント、8日ワシントンD.C.で『TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR <ACT : PROMISE>』北米公演を開催し、14万人以上の観客を動員した。

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■ K-POPアーティスト初公演・初完売など各種記録を更新しながら成長の勢いを証明

昨年、デビュー後初めて北米スタジアムでの公演を行ったTOMORROW X TOGETHERは、今回のツアーでオークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム(Oakland-Alameda County Coliseum)とヒューストンのミニッツメイド・パーク(Minute Maid Park)、2ヵ所のスタジアムを訪れた。この2ヵ所はこれまでK-POPコンサートが開かれたことのない公演会場で、TOMORROW X TOGETHERが初めて足を踏み入れたという点で意味が格別だ。

TOMORROW X TOGETHERは、今回の公演でK-POP初の記録をもう一つ立てた。 彼らはK-POP歌手として初めてニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンの2回公演を完売させた。マディソン・スクエア・ガーデンはスポーツ、エンターテインメント、政治、宗教など幅広い分野のイベントが開かれる由緒ある場所で、今日のスポーツとエンターテインメントの代名詞として位置づけられた。エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)、ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)、テイラー・スウィフト(Taylor Swift)など、当代の有名アーティストたちが経た公演会場としても知られている。

■ 国楽やロック感性など多彩な魅力で観客を魅了

TOMORROW X TOGETHERの情熱的なライブパフォーマンスとユニークな編曲、多様なコンセプトのステージは観客を魅了するのに十分だった。 「Sugar Rush Ride」はオルタナティブポップダンス(Alternative pop dance)ジャンルの原曲を国楽バージョンに編曲し、北米ファンに深い印象を残し、大きな呼応を得た。 彼らは「Growing Pain」と「PUMA」を通じて爆発的なロック感性を表わしたかと思えば、セクシーな魅力の「The KILLA(I belong to you)」(SOOBIN、YEONJUN)と青春のエネルギーが感じられる「Quarter Life」(BEOMGYU、TAEHYUN、HUENINGKAI)など相反する雰囲気のユニットステージで見る面白さを加えた。 また、北米ツアーでは楽しいメロディーとウィットのある応援法で現地ファンから愛される「Cat&Dog(English ver.)」をセットリストに追加し、歴代級の歓声と合唱を引き出した。

この他にも、スティング(Sting)の「English Man in New York」やクイーン(Queen)の「We Will Rock You」など現地の人気曲を短く歌唱し、NHL(北米アイスホッケーリーグ)ニューヨーク・レンジャースやNBA(米プロバスケットボール)シカゴ・ブルズなど公演地域を本拠地とするスポーツチームのジャケットをステージ衣装として着用するセンスを発揮した。

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TOMORROW X TOGETHERは「どんな歌でも一緒に踊って、一緒に歌ってくださる姿を見て本当に幸せだった。もう一度、私たちの幸せはMOA(TOMORROW X TOGETHERのファンの名称)だということを感じた。 この幸せを守り、MOAにとって誇らしい歌手になるために、もっと熱心に努力して走っていきたい。 (アメリカに)頻繁に来ることはできないが、一回来るときごとに一生忘れられない思い出を作ることを約束する」と真心を伝えた。

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一方、北米ツアーを成功裏に終えたTOMORROW X TOGETHERは7月、日本で3回目のワールドツアーの熱気を続ける。 7月10日、東京ドームを皮切りにデビュー後初の日本4大ドームツアー(東京ドーム、京セラドーム大阪、バンテリンドーム名古屋、みずほPayPayドーム福岡)を行う。 これに先立ち、15日には韓国仁川インスパイア・エンターテインメント・リゾートで開かれる「2024 Weverse Con Festival」に参加する。